「読書メーター OF THE YEAR 2025-2026」ノミネート作品紹介|投票受付中

2025/11/14

キャンペーン 特集


現在、読書メーターでは、年間ランキング「読書メーター OF THE YEAR 2025-2026」の投票を実施中です!
このページではノミネート20作品をすべて紹介いたします!お気に入りの一冊を見つけてください!

\投票の参加や詳細はこちらから/

ノミネート作品

津村記久子『うそコンシェルジュ』(新潮社)

『うそコンシェルジュ』

『うそコンシェルジュ』

津村記久子

感想・レビューを見る

【あらすじ】
大学のサークルを抜けたい姪のため、うその辞める理由を考えてあげたことをきっかけに、「うそ請負人」として職場の人からも頼みにされるようになったみのり。自転車置き場で、人間関係のストレス発散のために中山さんがとっていた思いがけない行動。部活を辞めた高校生の息子の心配と会社の年下の同僚の冷淡さに疲れ切った倉田さんが見つけた居場所。日常の困ったことどもをやり過ごし、目の前の「今」を生き延びるための11篇。

月村了衛『虚の伽藍』(新潮社)

『虚の伽藍』

『虚の伽藍』

月村了衛

感想・レビューを見る

【あらすじ】
日本仏教の最大宗派・燈念寺派。弱者の救済を志す若き僧侶・志方凌玄がバブル期の京都で目にしたのは、暴力団、フィクサー、財界重鎮に市役所職員……古都の金脈に群がる魑魅魍魎だった。腐敗した燈念寺派を正道に戻すため、あえて悪に身を投じる凌玄だが、金にまみれた求道の果てに待っていたのは――。人間の核心に迫る圧巻の社会派巨編。

夏木志朋『Nの逸脱』(ポプラ社)

『Nの逸脱』

『Nの逸脱』

夏木志朋

感想・レビューを見る

【あらすじ】
始まりは日常からの小さな「逸脱」だった――。自ら仕掛けた罠が次々と思いがけぬ修羅場を呼び込んでいく隣人たちの3つの物語。

塩田武士『踊りつかれて』(文藝春秋)

『踊りつかれて』

『踊りつかれて』

塩田武士

感想・レビューを見る

【あらすじ】
言葉が異次元の暴力になるこの時代。不倫を報じられ、SNSで苛烈な誹謗中傷にあったお笑い芸人・天童ショージは自ら死を選んだ。ほんの少し時を遡れば、伝説の歌姫・奥田美月は週刊誌のデタラメに踊らされ、人前から姿を消した。彼らを追いつめたもの、それは――。

恩田陸『珈琲怪談』(幻冬舎)

『珈琲怪談』

『珈琲怪談』

恩田陸

感想・レビューを見る

【あらすじ】
男子会で、ホラーをダベる。京都、横浜、東京、神戸、大阪、再びの京都――。なぜ多忙な四人の男たち(外科医、検事、作曲家、音楽プロデューサー)は、わざわざ遠出して喫茶店を何軒もハシゴしながら、怪談を披露し合うのか――。そして、いつも茫洋としているが、気づくとなにか肝心なことをぼそっと呟く塚崎多聞とは誰なのか?

吉田修一『罪名、一万年愛す』(KADOKAWA)

『罪名、一万年愛す』

『罪名、一万年愛す』

吉田修一

感想・レビューを見る

【あらすじ】
絶海の孤島で、事件は起きた。ある富豪から招かれて島にやってきた私立探偵。この一家には、誰にも言えない秘密があった――。宝探しから一転、探偵は容疑者たちと捜索へ。狂おしいまでに切実な愛が描かれた長編ミステリー!

貴志祐介『さかさ星』(KADOKAWA)

『さかさ星』

『さかさ星』

貴志祐介

感想・レビューを見る

【あらすじ】
戦国時代から続く名家・福森家の屋敷で起きた一家惨殺事件。死体はいずれも人間離れした凄惨な手口で破壊されており、屋敷には何かの儀式を行ったかのような痕跡が残されていた。福森家と親戚関係の中村亮太は、ある理由から霊能者の賀茂禮子と共に屋敷を訪れ、事件の調査を行うことになる。賀茂によれば、福森家が収集した名宝・名品の数々が実は恐るべき呪物であり、そのいずれか一つが事件を引き起こしたという。賀茂の話を信じきれない亮太だったが、呪物が巻き起こす超常的な事象を目にしたことで危機を感じ始める。さらに一家の生き残りの子供たちにも呪いの魔の手が……。一家を襲った真の呪物は? そして誰が何のために呪物を仕掛けたのか? 数百年続く「呪い」の恐怖を描く、待望の長編ホラー。

五条紀夫『殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス』(KADOKAWA)

『殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス』

『殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス』

五条紀夫

感想・レビューを見る

【あらすじ】
自身の身代わりとなった親友・セリヌンティウスを救うため、3日で故郷と首都を往復しなければならないメロス。しかし妹の婚礼前夜、新郎の父が殺された。現場は自分と妹しか開けられない羊小屋。密室殺人である。早く首都へ戻りたいメロスは、急ぎこの事件を解決することに!? その後も道のりに立ちふさがる山賊の死体や、荒れ狂う川の溺死体。そして首都で待ち受ける、衝撃の真実とは? 二度読み必至の傑作ミステリ!

佐藤正午『熟柿』(KADOKAWA)

『熟柿』

『熟柿』

佐藤正午

感想・レビューを見る

【あらすじ】
激しい雨の降る夜、眠る夫を乗せた車で老婆を撥ねたかおりは轢き逃げの罪に問われ、服役中に息子・拓を出産する。出所後息子に会いたいがあまり園児連れ去り事件を起こした彼女は、息子との接見を禁じられ、追われるように西へ西へと各地を流れてゆく。自らの罪を隠して生きる彼女にやがて、過去にまつわるある秘密が明かされる。

辻堂ゆめ『ダブルマザー』(幻冬舎)

『ダブルマザー』

『ダブルマザー』

辻堂ゆめ

感想・レビューを見る

【あらすじ】
うだるような真夏日、ひとりの女性が駅のホームに飛び込んだ。そこに、なぜか母親を名乗る二人の女性が現れる。性格も家庭環境も全く異なる二人の共通点はただひとつ。娘のことを何も知らない。死んだのは自分の娘なのか。なぜ、死んだのか。違うなら自分の娘はどこにいるのか。二人の母親は、娘たちの軌跡を辿り始める。

小野寺史宜『日比野豆腐店』(徳間書店)

『日比野豆腐店』

『日比野豆腐店』

小野寺史宜

感想・レビューを見る

【あらすじ】
東京の町なかにひっそりと佇む「日比野豆腐店」。店主の清道を亡くした日比野家は、厳しいながらも手を取り合って店を切り盛りしていた。店を終わらせようとしている祖母の初。亡くなった夫の代わりに店を続けたい母の咲子。店を継ぎたいのかどうか、将来に悩む令哉。そして、「ある人」と一緒に三人を見守る飼い猫の福。「日々の豆腐」という意味も込められた豆腐屋で、ひたむきに生きる人たちを描いた心揺さぶる家族小説。

新川帆立『ひまわり』(幻冬舎)

『ひまわり』

『ひまわり』

新川帆立

感想・レビューを見る

【あらすじ】
ある日事故に遭い、頚髄を損傷してしまったひまり。リハビリを続けるも復職の夢は潰え、一念発起して弁護士を目指す。鉛筆も握れず、六法全書も開けない。言葉のみを味方に、果たして司法試験を突破できるのか?「言葉は私の最後の砦。言葉がある限り、私たちはつながれる」

平野啓一郎『富士山』(新潮社)

『富士山』

『富士山』

平野啓一郎

感想・レビューを見る

【あらすじ】
あり得たかもしれない人生の中で、なぜ、この人生だったのか?些細なことで、私たちの運命は変わってしまう。あり得たかもしれない幾つもの人生の中で、何故、今のこの人生なのか?その疑問を抱えて生きていく私たちに、微かな光を与える傑作短篇集。

逢坂冬馬『ブレイクショットの軌跡』(早川書房)

『ブレイクショットの軌跡』

『ブレイクショットの軌跡』

逢坂冬馬

感想・レビューを見る

【あらすじ】
自動車期間工の本田昴は、Twitterの140字だけが社会とのつながりだった2年11カ月の寮生活を終えようとしていた。最終日、同僚がSUVブレイクショットのボルトをひとつ車体の内部に落とすのを目撃する。見過ごせば明日からは自由の身だが、さて……。以降、マネーゲームの狂騒、偽装修理に戸惑う板金工、悪徳不動産会社の陥穽、そしてSNSの混沌と「アフリカのホワイトハウス」――移り変わっていくブレイクショットの所有者を通して、現代日本社会の諸相と複雑なドラマが展開されていく。

髙田郁『星の教室』(角川春樹事務所)

『星の教室』

『星の教室』

髙田郁

感想・レビューを見る

【あらすじ】
主人公の潤間さやかは、中学の卒業証書を受け取っていない。義務教育さえまともに終えていないという枷が、社会でも家庭内でも、さやかを生き辛くさせていた。しかし、ある日、さやかは夜間中学という存在を知る。それは、戦争や貧しさや病など、さまざまな事情で義務教育を終えられなかった大人たちの集う学校だった。二十歳の春、さやかは河堀夜間中学への入学を果たす。仲間たちに支えられて過ごす日々が、学校や親への不信で雁字搦めだったさやかの心を解きほぐしていく。やがて、さやかには密かに叶えたい、という夢が芽生え始めるのだが……。

浅倉秋成『まず良識をみじん切りにします』(光文社)

『まず良識をみじん切りにします』

『まず良識をみじん切りにします』

浅倉秋成

感想・レビューを見る

【あらすじ】
「とにかくヘンな小説をお願いします」そんな型破りな依頼に応えるべく、炒めて煮込んで未知の旨味を引き出した傑作集。憎き取引先への復讐を計画する「そうだ、デスゲームを作ろう」、集団心理を皮肉った「行列のできるクロワッサン」、第76回日本推理作家協会賞ノミネートの『ファーストが裏切った』など、日々の違和感を増殖、暴走させてたどり着いた前人未到の五編。これも浅倉秋成。いや、これこそが浅倉秋成。

小川洋子『耳に棲むもの』(講談社)

『耳に棲むもの』

『耳に棲むもの』

小川洋子

感想・レビューを見る

【あらすじ】
耳の中に棲む私の最初の友だちは涙を音符にして、とても親密な演奏をしてくれるのです。補聴器のセールスマンだった父の骨壺から出てきた四つの耳の骨(カルテット)。あたたかく、ときに禍々しく、静かに光を放つようにつづられた珠玉の最新作品集。オタワ映画祭VR部門最優秀賞・アヌシー映画祭公式出品。世界を席巻したVRアニメから生まれた「もう一つの物語」

藤岡陽子『森にあかりが灯るとき』(PHP研究所)

『森にあかりが灯るとき』

『森にあかりが灯るとき』

藤岡陽子

感想・レビューを見る

【あらすじ】
お笑い芸人の夢に挫折し、特別養護老人ホーム「森あかり」で介護士として働くことになった星矢は、初めての夜勤の日に、利用者の鼻に酸素を投与するためのチューブが人為的に切断されているという医療事故に遭遇。さらにその原因が星矢にあるのではないかと施設長から疑われてしまう。介護士としての将来に自信を失くし、仕事へのやりがいも感じられないまま過ごしていた星矢は、ある日、施設で厄介者扱いされている医師・葉山彩子を街で見かけて、意外な場所に連れていかれる。お笑い芸人になる夢に破れた新人介護士、自分の信念が周囲に理解されない医者、過去に利用者の遺族から訴えられた施設長――。それでも彼らがここで働く理由とは。

岩井圭也『夜更けより静かな場所』(幻冬舎)

『夜更けより静かな場所』

『夜更けより静かな場所』

岩井圭也

感想・レビューを見る

【あらすじ】
大学三年生の吉乃は夏休みのある日、伯父が営む古書店を訪れた。「何か、私に合う一冊を」吉乃のリクエストに伯父は、愛と人生を描いた長編海外小説を薦める。あまりの分厚さに気乗りしない吉乃だったが、試しに読み始めると、抱えている「悩み」に通じるものを感じ、ページをめくる手が止まらず、寝食も忘れて物語に没頭する。そして読了後、「誰かにこの想いを語りたい」と、古書店で深夜に開かれた、不思議な読書会に参加するのだった……。

朝倉かすみ『よむよむかたる』(文藝春秋)

『よむよむかたる』

『よむよむかたる』

朝倉かすみ

感想・レビューを見る

【あらすじ】
小樽の古民家カフェ「喫茶シトロン」には今日も老人たちが集まる。月に一度の読書会〈坂の途中で本を読む会〉は今年で20年目を迎える。最年長92歳、最年少78歳、平均年齢85歳の超高齢読書サークル。それぞれに人の話を聞かないから予定は決まらないし、連絡は一度だけで伝わることもない。持病の一つや二つは当たり前で、毎月集まれていることが奇跡的でもある。なぜ老人たちは読書会を目指すのか。読みが語りを生み、語りが人生を照らし出す。幸福な時間が溢れだす、傑作読書会小説。

投票は12月14日まで!

お気に入りの本は見つかりましたか?
皆様の投票をお待ちしております!

あなたの「推し本」を広めよう!

気に入った作品・推しの1冊をXなどSNSでシェアして、あなたのオススメ本をSNSで発信しましょう!
下のボタンから簡単に投稿できます。

「#読書メーターオブザイヤー2025」のハッシュタグをつけてぜひ投稿お待ちしています!

\オススメ本をシェア!/

このブログを検索