【年末年始に読みたい面白い小説】読書メーター OF THE YEAR 2025-2026 ノミネート作品・多読家が選ぶ1冊

2025/12/24

特集

もうすぐ年末年始のお休みが始まりますね!

「この休み中に面白い小説を読みたい」や「来年は読書を趣味にしてみよう」という方のために、読書メーターの読書家さんがおすすめする「今年のベスト本」を6冊紹介します!

数多くの作品を読んでいる読書家さんが選ぶ1冊は、きっと面白いこと間違いなし!
ぜひ2025年の年末、そして2026年の新たな1冊の参考にしてみてください。

【選出にご協力いただいた読書家のみなさん】
2025年12月22日に結果発表された「読書メーター OF THE YEAR 2025-2026」、そのノミネート20作品のうち15冊以上を読んだ読書家のみなさんに「今年いちばん心を掴まれた1冊」を伺いました。

▶︎「読書メーター OF THE YEAR 2025-2026」結果発表はこちら


目次:


今まで見たことのない!最高に幸せなコラボレーション連作短編小説

遊園地ぐるぐるめ

遊園地ぐるぐるめ

青山美智子, 田中達也

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【あらすじ】
青山美智子さん作品の装丁を数多く手掛けている田中達也さんのアート作品。今回は「田中さんの作品を見て青山さんが物語を執筆し、その物語を読んで田中さんがさらにアートを作成する」という、楽しさに満ちた小説です。

=読書家さんのコメント=
  • 遊園地の世界でのほのぼの連作短編集で、特におじいさんとおばあさんの下りが印象的でした。こんなあたたかい雰囲気の作品にさせるとは圧巻です。短編集ですが、ちょっとづつ物語ごとの人物が繋がっていて楽しめます。(ナイスネイチャさん)

あなたの小さな、でも確かな支えとなる感動の物語

ありか

ありか

瀬尾まいこ

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【あらすじ】
母親との関係に悩みながらも、一人娘のひかりを慈しみ育てる、シングルマザーの美空。義弟で同性のことが好きな颯斗は、兄と美空が離婚した後も、何かと二人の世話を焼こうとするがーー。

=読書家さんのコメント=
  • 心に染みる温かさに加え、今回は心地よい幸せも運んでくれる感動作です。子どもは「宝」だということが実感できます。(さーくる・けーさん)

希望と不安そして企み…波乱の展開が感情を揺さぶる超大作

デモクラシーのいろは

デモクラシーのいろは

森絵都

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【あらすじ】
1946年11月、日本民主化政策の成果を焦るGHQがはじめた “民主主義のレッスン”。いやいや教師役を引き受けた日系2世のリュウ、この実験を発案した仁藤子爵夫人、生徒として選ばれた個性豊かな4人の女性――それぞれの思惑が交錯する中、風変わりな授業が幕を開ける。

=読書家さんのコメント=
  • 笑いあり涙ありの人間ドラマであるとともに、戦後間もない女性たちが置かれた現実を見据えての痛快劇でもありました。著者の「みかづき」に匹敵する傑作です。女性が活躍する人間ドラマが読みたい人にお薦めです。(さーくる・けーさん)
  • 読みはじめはちょっと苦手かも?と思ったけど、途中からどんどんひきこまれました。女性、特に若い女性に読んでもらいたいと思いました。(aiziさん)

静かな感動が胸を満たす青春家族小説

9月1日の朝へ

9月1日の朝へ

椰月美智子

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【あらすじ】
高永家の子供たちは四兄妹。中学の新米教師で正義感の強い長男、いわゆる美容男子である高三の次男、スカートを穿いて進学校に通う高一の三男、いちばん如才なく兄たちのことを観察している中二の末娘たちだ。 父親は再婚しているけれど、離婚した「ママ」も気ままに子供たちに会いに来る。そんなフクザツな家庭で過ごす四兄妹が夏休みを経て、新学期の「9月1日」を迎えるまでを描いた青春家族小説。9月1日、それは学校に通う子どもたちにとって、とても大きな意味をもつ日――。

=読書家さんのコメント=
  • NHKあたりでぜひドラマ化してほしい作品でした。高永家の四兄弟妹のそれぞれが描かれる連作短編なので読みやすいです。(aiziさん)

愚かな戦争の記憶を継承する、至高の大河小説

13月のカレンダー

13月のカレンダー

宇佐美まこと

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【あらすじ】
勤めていたバイオ企業を辞職した侑平は、父方の祖父母がかつて住んでいた愛媛県松山市の空き家を訪れていた。両親が離婚し、祖父母が亡くなって以来疎遠だった父から連絡があり実家を売ると言う。身勝手な父に反発を覚えたが、15年ぶりにその家に足を踏み入れた侑平は、祖父の書斎の机に積み上げてあった書類の中から、13月まである不思議なカレンダーと、脳腫瘍で余命いくばくもない祖母の病状を綴った大学ノートを見つける。その中に「寿賀子、『十三月はあったのよ』と言う。」と書かれた一文が。祖母を知る関係者と接するうちに、導かれるように広島の地へと辿り着き、自らのルーツを知ることになり……。

=読書家さんのコメント=
  • 命の繋がりを時代を超えて描く力作。時代は移れど、災いの犠牲となる人々の悲哀は変わらない。(藤枝梅安さん)

霧と有毒ガスに閉ざされた病院で発生する不可能犯罪

白魔の檻

白魔の檻

山口未桜

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【あらすじ】
研修医の春田は実習のため北海道へ行くことになり、過疎地医療協力で派遣される城崎と、温泉湖の近くにある山奥の病院へと向かう。ところが二人が辿り着いた直後、病院一帯は濃霧に覆われて誰も出入りができない状況になってしまう。そんな中、院内で病院スタッフが変死体となって発見される。さらに翌朝に発生した大地震の影響で、病院の周囲には硫化水素ガスが流れ込んでしまう。そして、霧とガスにより孤立した病院で不可能犯罪が発生して──。

=読書家さんのコメント=
  • 殺人事件の謎解きは複雑・難解。それよりも過疎地医療の抱える問題を語る部分が印象に残る。(藤枝梅安さん)



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