こんにちは、読書メーター運営事務局です。
2月22日は猫の日ということで、「猫」が登場する小説を集めました。
どこかにあるかもしれない猫と誰かの日々
仕事を失った青年の願いを叶えるべく、彼を訪ねてきた猫。かつて飼っていた猫に会えるという噂のある、ちょっと不思議なホテル。猫飼い放題の町で出会った彼と彼女の恋。猫が集まる縁結びの神社で起きた、恋と友情にまつわる出来事。死後に猫となり、妻に飼われることになった男―
巨匠ブラッドベリのすべてが詰まった短篇集
「あたしは猫好きなの」「ぼくだってそうさ」―仔猫を拾った見知らぬ男女の出合いをめぐる、最高のラブストーリー「猫のパジャマ」をはじめ、初期の傑作「さなぎ」他、人生の断片を描いたスケッチ、SF、奇譚など。
人と猫の温かな絆が生んだ大きな変化の物語
離婚して、都内のアパートに一人で暮らす田宮真澄、五十歳。ある日、パート先から自転車で帰る途中、何かをひいてしまった。猫だ。動物病院へ連れていくべきか、このまま行ってしまおうか―迷っているところへ別の三毛猫がやってきて…
寂しがり屋な人間と猫の不器用な愛の物語
“猫の世話をするだけの簡単なお仕事”こんな求人募集を見つけて僕は一軒の古ぼけた喫茶店を訪ねた。『喫茶 虹猫』で待っていたのは、“猫バカ”で引きこもりの女主人と里親募集中の迷い猫たち。
あなたの心もあたたかくなる連作短編集
ふと立ち寄った神社で出会った、お尻に星のマークがついた猫―ミクジの葉っぱの「お告げ」が導く、7つのやさしい物語。失恋した相手を忘れたい美容師、中学生の娘と仲良くなりたい父親、なりたいものが分からない就活生、夢を諦めるべきか迷う主婦…
全英絶賛、ハートフル猫物語
飼い主の老婦人を亡くし、ひとりぼっちになった猫アルフィー。帰る場所もなく空腹でさまよい続けたすえ、とある住宅地にたどり着いたアルフィーは、そこで“通い猫"として生きようと決める。だが訪ねた先の住民は揃いも揃って問題だらけで…
世代を超えて受け継がれる、奇跡の物語
僕の葬式。僕の枕元に集まる人はどんな人たちだろうか。かつての友達、かつての恋人、親戚、教師、同僚たち。そのなかで僕の死を心から悲しんでくれる人は、何人いるのだろうか。僕と猫と陽気な悪魔の7日間の物語。
写真と文章で綴った、猫たちとのいとおしい日々
気位が高く威厳に満ちたココア、犬の血が混じっているのではないかと思うほど人懐っこいゲンゾー、遊び好きで無邪気なヘッケ、並外れて気の強い奈奈―縁あって共に暮らした、ちょっと面白い奴ら。手を焼かされ、言い負かされ、それでもいつも一緒にいた。
生きることの哀しみと煌めきに充ちた猫小説
生まれてすぐに「ひかり公園」に捨てられたニーコ。幸運にもおばあさんに助けられ幸せな日々を送っていました。しかし三度目の春、おばあさんとの別れは突然やってきます。ふたたび公園に戻ったニーコは六匹の子ねこを産みました。そして…。
名探偵猫ハムレット登場!
ニューヨーク、ブルックリンの書店を大叔母から相続した、三十代半ばのダーラ。堂々と書棚を徘徊し、緑色の目で冷たく客を睥睨する黒猫ハムレットが店のマスコットだ。ある日、ダーラは近所の工事現場で常連客の死体を発見してしまう…
大切な人との絆を描いた8編
小学生のぼくは、ねこの首輪に挟んだ手紙で「タカキ」と文通をする。ある日、ねこが車に轢かれて死に、タカキとの交流は途絶えたが…。表題作の「モノレールねこ」ほか、ザリガニの俺が、家族を見守る「バルタン最期の日」など
猫愛あふれる本格推理
とある弁護士事務所に勤める花織は、先生に寄せられる依頼を盗み聞きしては、“おしゃべりする猫”のスコティと噂話に花を咲かせていた。ある日、愛らしく気高くちょっと生意気なスコティが、推理合戦を仕掛けてきて…
永遠の絆を描くロードノベル
野良猫のナナは、瀕死の自分を助けてくれたサトルと暮らし始めた。それから五年が経ち、ある事情からサトルはナナを手離すことに。『僕の猫をもらってくれませんか?』一人と一匹は銀色のワゴンで“最後の旅”に出る。
猫が贈った温もりと小さな光を描く7編
馴染んだ毛布とともに、2泊3日だけ我が家に「ブランケット・キャット」がやって来る。リストラされた父親が家族のために借りたロシアンブルー、子どものできない夫婦が迎えた三毛、いじめに直面した息子が選んだマンクス…
猫好き必読のアンソロジー
猫を飼うふりを続けていた男の謎。同じマンションの住人の猫を密かに飼う女…現代を代表する人気作家たちが猫への愛をこめて書き下ろす猫の小説、全7編。
庭の桜が妖しく誘う、四つの物語
学生課で紹介された猫シッターのアルバイトで、一郎は“猫飼亭”なる屋敷を訪れる。家主とその美しい兄弟の奇妙な注文に応えるうちに、彼は不思議な世界をのぞくことになり…庭の桜に誘われた“猫飼亭”を訪れる者たちが見た「極楽」を描く、4つの物語。
黒猫の死神と地縛霊のコンビが贈るミステリー
成仏できない魂の未練を解消するため、不本意ながら黒猫の体を借りて地上に降りた“死神”の僕は、生前の記憶を失った地縛霊のレディと出会う。二人で魂を救っていくうちに、ある製薬会社に関わる人々が謎の死を遂げていることに気付き!?
猫に救われてきた女性たちの心洗われる七つの物語
帰省するのはいつぶりだろう。大学進学を機に上京して十四年、忙しさにかまけて実家から足が遠のいていた私は、新幹線で金沢に向かっていた。まもなく旅立つであろうミャアを見送るために──
不思議な猫が巻き起こす小さな奇跡の物語
算数の授業中、一瞬の早技で教室に飛び込んできた黒い猫。首に巻かれた風呂敷の中には、「あなたのクラスはノアに選ばれました!」という手紙が。自由気ままなさすらい猫が、ちょっと困っている子どもたち、悩んでいる大人たちに思いださせてくれる大切なこととは。
二匹の猫と寄り添うぬくもりの日々を描く感動作
いかないでよ、チャイ。頼むから、そばにいて―。縁あって出会った二匹の猫たち。チャイとの二人暮らしから、夫と娘、ミーミーが加わった二十二年間。かけがえのない家族として猫たちと一緒に生き、哀歓を共にする日々を綴るエッセイ。