レビュアー大賞 選出ポイントと最終候補の読書家さんを紹介 vol.1

2023/04/05

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こんにちは、読書メーター運営事務局です。
今回は投票実施中の「第7回レビュアー大賞」について紹介します。

今年の応募レビュー数は、過去最多の4,280件とたくさんの方々に参加いただきました。
応募いただいた皆さんありがとうございました。

審査員による選出を行い、各作品3つのレビューが選ばれました。4月13日までのユーザー投票を経て「ベストレビュー」を決めます。

今回の審査員の選出は、作品を読んだことある人と読んだことない人で審査を分けて実施したため、作品をまだ読んだことのない人にとっても 魅力的なレビューが選出されました。


今年は特に審査が難しく、惜しくも選ばれなかったものの、魅力的なレビューが多くありました。今回は『線は、僕を描く』『星を継ぐもの』『海の見える理髪店』の最終候補まで残ったレビューを投稿した読書家さんを紹介します。

第二弾、第三弾も後日公開予定です。



投票は4月13日(木)まで!ぜひ投票してみてください。



砥上裕將『線は、僕を描く』


『線は、僕を描く』はメフィスト賞を受賞し、映画化で話題にもなった、
水墨画の世界を題材にした青春小説です。

応募数は658件。物語や情景の美しさ、水墨画の世界観について表現しているレビューが多くありました。

予選通過した読書家さん


最終候補まで残った読書家さん






ジェイムズ P.ホーガン『星を継ぐもの』


『星を継ぐもの』は星雲賞を受賞した、ホーガンのデビュー作です。日本では1980年に邦訳され、熱狂的な支持を集めました。

応募数は354件。SFということでストーリーの内容について言及しているものが多かったですが、その中でもあらすじだけで終わらないレビューに評価が集まりました。


荻原浩『海の見える理髪店』


『海の見える理髪店』は直木賞を受賞作で、交通事故で急逝した娘の代役として若作りをして成人式へ出席しようと奮闘する父と母など、大人のための“泣ける"物語6編から作られる小説です。

応募数は502件。家族の温かさや印象に残った話・場面について多く言及されており、審査では情景がイメージしやすいレビューには未読の人でも読みたくなるという意見も多かったです。

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