2025年1月発表!【第172回 芥川賞・直木賞】候補作品一覧

2024/12/18

芥川賞・直木賞



第172回 芥川賞・直木賞の候補作が、2024年12月12日(木)午前5時に発表されましたので紹介します!
選考会・受賞作の選考会は2025年1月15日(水) 16:00開始です。

読書メーターのレビューを読みながら、どの作品が受賞するか一緒に予想しましょう!

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芥川龍之介賞 候補作

直木三十五賞 候補作


会員登録不要!芥川賞・直木賞の発表&受賞者記者会見の生中継

ニコニコ生放送では、日本文学振興会が主催する両賞の選考結果が発表されるその瞬間と、受賞者記者会見を生中継しています。選考会中は出演陣による受賞作予想の様子などをお送りしています。文芸作品についての興味深い見解が見所です。

下記のURLより会員登録不要、無料で誰でも閲覧できますので、ぜひ一緒に権威ある文芸賞が発表される瞬間に立ち会いましょう!

[公式]第172回 芥川賞・直木賞発表&受賞者記者会見

受賞作が発表されたら、本ページでもお知らせいたします。

候補作 紹介

芥川賞

DTOPIA

【あらすじ】
恋愛リアリティショー「DTOPIA」新シリーズの舞台はボラ・ボラ島。ミスユニバースを巡ってMr.LA、Mr.ロンドン等十人の男たちが争う──時代を象徴する圧倒的傑作、誕生!

ゲーテはすべてを言った

ゲーテはすべてを言った

鈴木 結生

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【あらすじ】
高明なゲーテ学者、博把統一は、一家団欒のディナーで、彼の知らないゲーテの名言と出会う。 ティー・バッグのタグに書かれたその言葉を求めて、膨大な原典を読み漁り、長年の研究生活の記憶を辿るが……。 ひとつの言葉を巡る統一の旅は、創作とは何か、学問とは何か、という深遠な問いを投げかけながら、読者を思いがけない明るみへ誘う。

ダンス

ダンス

竹中 優子

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【あらすじ】
今日こそ彼らに往復ビンタ。もやもやはびこる職場と私を描く芥川賞候補作。同じ部署の三人が近頃欠勤を繰り返し、その分仕事が増える私はイライラが頂点に。ある日、三人のうちの一人、先輩女性の下村さんから、彼らの三角関係を知らされる。恋人を取られたのに弱っているのか開き直っているのか分からない下村さんの気ままな「ダンス」に翻弄される私は、いったいどうすれば――

文學界 2024年10月号 新連載 井戸川射子/藤野可織 特集「インターネットとアーカイブ」 [雑誌]

永方 佑樹『字滑り』(文學界 2024年10月号)

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【著者紹介】
 〈詩〉をテキストのフォルムとしてだけではなく〈行為〉としてとらえ、水等の自然物やデジタル等を詩的メディアとして使用し、「詩を行為する」表現を国内外で展開(「Dialogue対話-Voix聲」:仏ポンピドゥ・センター企画「Jonas Mekas Poetry Day」2024 等)。19年、詩集『不在都市』で第30回歴程新鋭賞受賞。22年秋、米国国務省教育文化局の助成でインターナショナル・ライティング・プログラム(IWP/アイオワ大学)に参加。24年、初の中編小説「字滑り」を「文學界」に発表。

二十四五

二十四五

乗代 雄介

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【あらすじ】
大事な人が、かつてここにいた 確かなしるしを何度でも辿る── 実家を出て二年、作家になった二十四五の私は弟の結婚式に参列するため、仙台に向かっている。 五年前に亡くなった叔母の痕跡を求めて、往復する時間の先にあるものとは。 喪失を抱えたまま生きていく、祈りの記録。



直木賞

よむよむかたる

よむよむかたる

朝倉 かすみ

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【あらすじ】
小樽の古民家カフェ「喫茶シトロン」には今日も老人たちが集まる。 月に一度の読書会〈坂の途中で本を読む会〉は今年で20年目を迎える。 最年長92歳、最年少78歳、平均年齢85歳の超高齢読書サークル。 それぞれに人の話を聞かないから予定は決まらないし、連絡は一度だけで伝わることもない。 持病の一つや二つは当たり前で、毎月集まれていることが奇跡的でもある。 なぜ老人たちは読書会を目指すのか。読みが語りを生み、語りが人生を照らし出す。 幸福な時間が溢れだす、傑作読書会小説。

藍を継ぐ海

藍を継ぐ海

伊与原 新

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【あらすじ】
数百年先に帰ってくるかもしれない。懐かしい、この浜辺に―ー。 徳島の海辺の小さな町で、なんとかウミガメの卵を孵化させ、自分ひとりの力で育てようとする、祖父と二人暮らしの中学生の女の子。年老いた父親のために隕石を拾った場所を偽ろうとする北海道の身重の女性。山口の見島で、萩焼に絶妙な色味を出すという伝説の土を探す元カメラマンの男。長崎の空き家で、膨大な量の謎の岩石やガラス製品を発見した若手公務員。都会から逃れ移住した奈良の山奥で、ニホンオオカミに「出会った」ウェブデザイナーの女性ーー。 人間の生をはるかに超える時の流れを見据えた、科学だけが気づかせてくれる大切な未来。

飽くなき地景

飽くなき地景

荻堂 顕

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【あらすじ】
土地開発と不動産事業で成り上がった昭和の旧華族、烏丸家。その嫡男として生まれた治道は、家業に興味が持てず、祖父の誠一郎が所有する宝刀、一族の守り神でもある粟田口久国の「無銘」の美しさに幼いころから魅せられていた。 祖父の死後、事業を推し進める父・道隆により、「無銘」が渋谷を根城にする愚連隊の手に渡ってしまう。治道は刀を取り戻すため、ある無謀な計画を実行に移すのだが……。 やがて、オリンピック、高度経済成長と時代が進み、東京の景色が変貌するなか、その裏側で「無銘」にまつわる事件が巻き起こる。刀に隠された一族の秘密と愛憎を描く美と血のノワール。

秘色の契り 阿波宝暦明和の変 顛末譚

秘色の契り 阿波宝暦明和の変 顛末譚

木下昌輝

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【あらすじ】
江戸時代、こんなにややこしい殿様は他にいなかったかもしれない。 小藩から25万石の大藩に養子入りし、苛烈な藩政改革に取り組んだ。 誰にも負けぬ弁舌と知識、厳しい倹約令と公共投資の両立、当時の身分制度を破壊する新法、そして、どこにもない市を生み出そうとしたが…… 蜂須賀重喜という男が愚者なのか賢者なのか、勝者なのか敗者なのか。

虚の伽藍

虚の伽藍

月村 了衛

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【あらすじ】
より多くの金をつかんだ者が京都を制する――最後に嗤うのは仏か鬼か。 日本仏教の最大宗派・燈念寺派。弱者の救済を志す若き僧侶・志方凌玄がバブル期の京都で目にしたのは、暴力団、フィクサー、財界重鎮に市役所職員……古都の金脈に群がる魑魅魍魎だった。腐敗した燈念寺派を正道に戻すため、あえて悪に身を投じる凌玄だが、金にまみれた求道の果てに待っていたのは――。人間の核心に迫る圧巻の社会派巨編。

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