直木賞の予想投票は『藍を継ぐ海』が1位、『虚の伽藍』が2位でした。
- 芥川賞 受賞作『DTOPIA』
- 芥川賞 受賞作『ゲーテはすべてを言った』
- 直木賞 受賞作『藍を継ぐ海』
- 芥川賞候補作『ダンス』
- 芥川賞候補作『字滑り』
- 芥川賞候補作『二十四五』
- 直木賞候補作『よむよむかたる』
- 直木賞候補作『飽くなき地景』
- 直木賞候補作『秘色の契り 阿波宝暦明和の変 顛末譚』
- 直木賞候補作『虚の伽藍』
【受賞作】第172回 芥川賞『DTOPIA』
DTOPIA
感想・レビューを見る- 現代の社会問題を反映させ重くて深いけれどもぐいぐい読まされてしまう筆致がすごい(マカロニ マカロンさん)
- 流行りのテーマかと思いきや思わぬ終着点に愕然!何度も読みたくなる(みおさん)
【受賞作】第172回 芥川賞『ゲーテはすべてを言った』
ゲーテはすべてを言った
感想・レビューを見る- シンプルで面白く叙情豊かでした。(ihatov1001さん)
- 物語の運び方、言葉の表現、何をとっても完璧で素晴らしかったです!(るるさん)
【受賞作】第172回 直木賞『藍を継ぐ海』
藍を継ぐ海
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【あらすじ】
数百年先に帰ってくるかもしれない。懐かしい、この浜辺に―ー。
徳島の海辺の小さな町で、なんとかウミガメの卵を孵化させ、自分ひとりの力で育てようとする、祖父と二人暮らしの中学生の女の子。年老いた父親のために隕石を拾った場所を偽ろうとする北海道の身重の女性。山口の見島で、萩焼に絶妙な色味を出すという伝説の土を探す元カメラマンの男。長崎の空き家で、膨大な量の謎の岩石やガラス製品を発見した若手公務員。都会から逃れ移住した奈良の山奥で、ニホンオオカミに「出会った」ウェブデザイナーの女性ーー。
人間の生をはるかに超える時の流れを見据えた、科学だけが気づかせてくれる大切な未来。
- 豊富な科学知識。繊細な人間模様。そして唯一無二の世界観。伊与原新さんの小説を読む度に、地球に生まれて良かったー!と思うのです。(えんちゃん)
- 多彩なテーマ、知らない世界を知る読書の喜びを感じた。(margaritaさん)
第172回 芥川賞候補作『ダンス』
ダンス
感想・レビューを見る- 文章のうまさ。新人とは思えないくらい巧みだった。(あんこさん)
- 現代社会における疎外感や人間関係の機微を丁寧に描いていると感じた。(ひでぼうさん)
第172回 芥川賞候補作『字滑り』
字滑り
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【あらすじ】
著者紹介(
〈詩〉をテキストのフォルムとしてだけではなく〈行為〉としてとらえ、水等の自然物やデジタル等を詩的メディアとして使用し、「詩を行為する」表現を国内外で展開(「Dialogue対話-Voix聲」:仏ポンピドゥ・センター企画「Jonas Mekas Poetry Day」2024 等)。19年、詩集『不在都市』で第30回歴程新鋭賞受賞。22年秋、米国国務省教育文化局の助成でインターナショナル・ライティング・プログラム(IWP/アイオワ大学)に参加。24年、初の中編小説「字滑り」を「文學界」に発表。
- 純文学なのにSFでホラーそして幻想的と、たくさんの魅力を見せてくれる物語だった。(イカまりこさん)
- 社会性と文学性、哲学性が高く、それを詩的な視線と文体で融合させる、稀有な作品(Yu Jさん)
第172回 芥川賞候補作『二十四五』
二十四五
感想・レビューを見る- 終始淡々とした表現なのに、映像としてイメージが広がってゆく感じが好き。(れっつさん)
- 喪失を抱えたまま生きていく祈りの記録の中で巧妙な描写に惹かれました。(カイノスケさん)
第172回 直木賞候補作『よむよむかたる』
よむよむかたる
感想・レビューを見る- 人生100年時代と言っても若いままでいられる訳ではない、しかし年寄りは強い。そして、そう在りたいと思わせてくれる一冊だと思った。(なーさん)
- 徹夜で一気読みしてしまうぐらい面白かった。(アゲアゲハさん)
第172回 直木賞候補作『飽くなき地景』
飽くなき地景
感想・レビューを見る- 骨太で一気に読ませる力のある作品でした。(ふうさん)
- 人間らしさが滲み出ていた作品(みーさん)
第172回 直木賞候補作『秘色の契り 阿波宝暦明和の変 顛末譚』
秘色の契り 阿波宝暦明和の変 顛末譚
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【あらすじ】
江戸時代、こんなにややこしい殿様は他にいなかったかもしれない。
小藩から25万石の大藩に養子入りし、苛烈な藩政改革に取り組んだ。
誰にも負けぬ弁舌と知識、厳しい倹約令と公共投資の両立、当時の身分制度を破壊する新法、そして、どこにもない市を生み出そうとしたが……
蜂須賀重喜という男が愚者なのか賢者なのか、勝者なのか敗者なのか。
- 大幅な改革を実行しようとする過程が小説になることを嬉しく思います。(pen21さん)
- 骨太の時代小説として読み応えが凄かった。(ひでぼうさん)
第172回 直木賞候補作『虚の伽藍』
虚の伽藍
感想・レビューを見る- 欲にまみれて魑魅魍魎がうごめく人間の裏側を、これでもかというくらいに描かれています。月村節が炸裂しています。(さーくる・けーさん)
- 任侠×宗教の新ジャンル。月村了衛さんにしか描けない圧巻のドラマです。(iceさん)