2025年7月発表!【第173回 芥川賞・直木賞】候補作品一覧

2025/06/12

芥川賞・直木賞




第173回 芥川賞・直木賞の候補作が、2025年6月12日(木)午前5時に発表されましたので紹介します!

選考会・受賞作の選考会は2025年7月16日(水) 16:00開始です。

読書メーターのレビューを読みながら、どの作品が受賞するか一緒に予想しましょう!

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第173回芥川賞・直木賞候補作

芥川龍之介賞 候補作

会員登録不要!芥川賞・直木賞の発表&受賞者記者会見の生中継

ニコニコ生放送では、日本文学振興会が主催する両賞の選考結果が発表されるその瞬間と、受賞者記者会見を生中継しています。選考会中は出演陣による受賞作予想の様子などをお送りしています。文芸作品についての興味深い見解が見所です。

下記のURLより会員登録不要、無料で誰でも閲覧できますので、ぜひ一緒に権威ある文芸賞が発表される瞬間に立ち会いましょう!

[公式]第173回 芥川賞・直木賞発表&受賞者記者会見
URL:https://live.nicovideo.jp/watch/lv347979707
2025/7/16(水) 17:00開始予定

受賞作が発表されたら、本ページでもお知らせいたします。

候補作 紹介

芥川賞

『トラジェクトリー』(文學界六月号)

『トラジェクトリー』(文學界六月号)

グレゴリー・ケズナジャット

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【あらすじ】
英会話教師になって三年。ブランドンはカワムラさんとアポロ11号の記録を読み続ける

『鳥の夢の場合』(群像六月号)

『鳥の夢の場合』(群像六月号)

駒田 隼也

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【あらすじ】
「おれ、死んでもうた。やから殺してくれへん?」蓮見の頼みに、初瀬が自らの意思を決めるまでの五十五日。夢と現、過去と現在を行きつ戻りつ、視点は移ろい境界は溶けて、原初の感覚から目の前の世界を見つめていく。

『踊れ、愛より痛いほうへ』

『踊れ、愛より痛いほうへ』

向坂くじら

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【あらすじ】
幼い頃から納得できないことがあると「割れる」アンノは、かつて母のおなかにいたはずの「妹」が自分のせいでいなくなったことを知り、衝撃を受ける。高校生になったアンノは、恋愛を疑い、家庭を拒否して、家の庭にテントを建てて暮らし始めるが――。

『たえまない光の足し算』(文學界六月号)

『たえまない光の足し算』(文學界六月号)

日比野 コレコ

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【あらすじ】
「瘦せたら何もかもが変わる!」美容外科のポスターの啓示に打たれて、薗は「異食の道化師」になった

直木賞

『ブレイクショットの軌跡』

『ブレイクショットの軌跡』

逢坂 冬馬

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【あらすじ】
移り変わっていくブレイクショットの所有者を通して、現代日本社会の諸相と複雑なドラマが展開されていく。人間の多様性と不可解さをテーマに、8つの物語の「軌跡」を奇跡のような構成力で描き切った、『同志少女よ、敵を撃て』を超える最高傑作。

『乱歩と千畝 RAMPOとSEMPO』

『乱歩と千畝 RAMPOとSEMPO』

青柳 碧人

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【あらすじ】
大学の先輩後輩、江戸川乱歩と杉原千畝。まだ何者でもない青年だったが、夢だけはあった。希望と不安を抱え、浅草の猥雑な路地を歩き語り合い、それぞれの道へ別れていく……。若き横溝正史や巨頭松岡洋右と出会い、新しい歴史を作り、互いの人生が交差しつつ感動の最終章へ。「真の友人はあなただけでしたよ」――泣ける傑作。

『嘘と隣人』

『嘘と隣人』

芦沢 央

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【あらすじ】
ストーカー化した元パートナー、マタハラと痴漢冤罪、技能実習制度と人種差別、SNSでの誹謗中傷・脅し……。 リタイアした元刑事の平穏な日常に降りかかる事件の数々。 身近な人間の悪意が白日の下に晒された時、捜査権限を失った男・平良正太郎は、事件の向こうに何を見るのか?

『踊りつかれて』

『踊りつかれて』

塩田 武士

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【あらすじ】
首相暗殺テロが相次いだあの頃、インターネット上にももう一つの爆弾が落とされていた。ブログに突如書き込まれた【宣戦布告】。そこでは、SNSで誹謗中傷をくり返す人々の名前や年齢、住所、職場、学校……あらゆる個人情報が晒された。 ひっそりと、音を立てずに爆発したその爆弾は時を経るごとに威力を増し、やがて83人の人生を次々と壊していった。 言葉が異次元の暴力になるこの時代。不倫を報じられ、SNSで苛烈な誹謗中傷にあったお笑い芸人・天童ショージは自ら死を選んだ。ほんの少し時を遡れば、伝説の歌姫・奥田美月は週刊誌のデタラメに踊らされ、人前から姿を消した。 彼らを追いつめたもの、それは――。

『Nの逸脱』

『Nの逸脱』

夏木 志朋

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【あらすじ】
爬虫類のペットショップでアルバイトをする金本篤は、売れ残ったフトアゴヒゲトカゲが処分されそうになるのを見て、店長に譲ってくれと頼む。だが、提示された金額はあまりに高額で、「ある男」を強請って金を得ようと一計を案じるが……。自ら仕掛けた罠が思いがけぬ結末を呼び込む「場違いな客」など、町の「隣人」たちが日常の奈落で繰りひろげる3つの物語。

『逃亡者は北へ向かう』

『逃亡者は北へ向かう』

柚月 裕子

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【あらすじ】
大震災直後に殺人を犯し、死刑を覚悟しながらもある人物を探すため姿を消した青年。自らの家族も被災した一人の刑事が、執念の捜査で容疑者に迫る。壊れた道、選べなかった人生――混沌とした被災地で繰り広げられる逃亡劇! 『孤狼の血』『盤上の向日葵』の著者が地元・東北を舞台に描く震災クライムサスペンス。


候補作で気になる作品はありましたか?ぜひ気軽に予想チャレンジに参加してみてください!

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