直木賞 [受賞作・候補作]一覧 (2024年~)

2025/07/14

芥川賞・直木賞

 


直木賞とは

直木賞は、新進・中堅作家によるエンターテインメント作品の単行本(長編小説もしくは短編集)から選ばれます。

選考会は年2回(上半期は7月、下半期は翌年1月)行われます。対象期間中に刊行された作品の中から、数度の予備選考委員会を経て最終候補作が選ばれ、選考委員の討議によって受賞作(1作または2作)が決定します。「受賞作なし」となることもあります。

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最新の芥川賞・直木賞

選考会・受賞作の選考会は2025年7月16日(水) 16:00開始です。



▼目次

2025年・上半期 第172回直木賞

直木賞 受賞作

藍を継ぐ海

藍を継ぐ海

伊与原 新

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【あらすじ】
数百年先に帰ってくるかもしれない。懐かしい、この浜辺に―ー。 徳島の海辺の小さな町で、なんとかウミガメの卵を孵化させ、自分ひとりの力で育てようとする、祖父と二人暮らしの中学生の女の子。年老いた父親のために隕石を拾った場所を偽ろうとする北海道の身重の女性。山口の見島で、萩焼に絶妙な色味を出すという伝説の土を探す元カメラマンの男。長崎の空き家で、膨大な量の謎の岩石やガラス製品を発見した若手公務員。都会から逃れ移住した奈良の山奥で、ニホンオオカミに「出会った」ウェブデザイナーの女性ーー。 人間の生をはるかに超える時の流れを見据えた、科学だけが気づかせてくれる大切な未来。


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2024年・下半期 第171回直木賞

直木賞 受賞作

ツミデミック

ツミデミック

一穂ミチ

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【あらすじ】
大学を中退し、夜の街で客引きのバイトをしている優斗。ある日、バイト中に話しかけてきた大阪弁の女は、中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗ったが――「違う羽の鳥」 失業中で家に籠もりがちな恭一。ある日小一の息子・隼が遊びから帰ってくると、聖徳太子の描かれた旧一万円札を持っていた。近隣の一軒家に住む老人にもらったというそれをたばこ代に使ってしまった恭一だが――「特別縁故者」 鮮烈なる“犯罪”小説全6話


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2024年・上半期 第170回直木賞

ともぐい

ともぐい

河﨑 秋子

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【あらすじ】
明治後期の北海道の山で、猟師というより獣そのものの嗅覚で獲物と対峙する男、熊爪。図らずも我が領分を侵した穴持たずの熊、蠱惑的な盲目の少女、ロシアとの戦争に向かってきな臭さを漂わせる時代の変化……すべてが運命を狂わせてゆく。人間、そして獣たちの業と悲哀が心を揺さぶる、河﨑流動物文学の最高到達点!!

八月の御所グラウンド

八月の御所グラウンド

万城目 学

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【あらすじ】
女子全国高校駅伝――都大路にピンチランナーとして挑む、絶望的に方向音痴な女子高校生。謎の草野球大会――借金のカタに、早朝の御所G(グラウンド)でたはひで杯に参加する羽目になった大学生。京都で起きる、幻のような出会いが生んだドラマとは――。

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2023年・上半期 第169回直木賞

直樹賞 受賞作

極楽征夷大将軍

極楽征夷大将軍

垣根 涼介

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【あらすじ】
やる気なし 使命感なし 執着なし なぜこんな人間が天下を獲れてしまったのか? 動乱前夜、北条家の独裁政権が続いて、鎌倉府の信用は地に堕ちていた。 足利直義は、怠惰な兄・尊氏を常に励まし、幕府の粛清から足利家を守ろうとする。やがて後醍醐天皇から北条家討伐の勅命が下り、一族を挙げて反旗を翻した。 一方、足利家の重臣・高師直は倒幕後、朝廷の世が来たことに愕然とする。後醍醐天皇には、武士に政権を委ねるつもりなどなかったのだ。怒り狂う直義と共に、尊氏を抜きにして新生幕府の樹立を画策し始める。 混迷する時代に、尊氏のような意志を欠いた人間が、何度も失脚の窮地に立たされながらも権力の頂点へと登り詰められたのはなぜか? 幕府の祖でありながら、謎に包まれた初代将軍・足利尊氏の秘密を解き明かす歴史群像劇。

木挽町のあだ討ち

木挽町のあだ討ち

永井紗耶子

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【あらすじ】
ある雪の降る夜に芝居小屋のすぐそばで、美しい若衆・菊之助による仇討ちがみごとに成し遂げられた。 父親を殺めた下男を斬り、その血まみれの首を高くかかげた快挙はたくさんの人々から賞賛された。 二年の後、菊之助の縁者だというひとりの侍が仇討ちの顚末を知りたいと、芝居小屋を訪れるが――。 新田次郎文学賞など三冠の『商う狼』、直木賞候補作『女人入眼』で今もっとも注目される時代・歴史小説家による、現代人を勇気づける令和の革命的傑作誕生!


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芥川賞 受賞作

芥川賞の受賞作・候補作はこちらのページで紹介しています。








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